SHIBUYA-AX

ついにこの時が来てしまいました。
陰陽座「臥した龍の睛を點せ!」ツアーの千秋楽が!
楽しみでもあり、寂しくもある、この時でした。


私の整理番号は300番台前半。
悪くない番号なので、そこそこ前あたりで陣取っていたのですが、開演とともにすごい波が後ろから押し寄せ、あれよあれよで前に押し付けられました。それでステージが見えれば文句ないのですが、正直言って最初の数曲は揉みくちゃで、何が何だか分かりませんでした。
でも、とりあえずノッてるぞ!っていう。
揉まれるのもライブならではなので楽しいですが、暑くて体力も持たないし、何てったって視界が悪いので、じわじわと私は後ろに下がりました。
本編中盤ハイライトの「組曲義経」あたりで、少し余裕のある辺りに下がれたので、そこからは存分に楽しめた気がします。


ちゅうわけで、セットリストは正直言ってよく覚えていませんが、一応。



龍の雲を得る如し
−MC−
彷徨える
不知火
鬼ころし
−MC−
甲賀忍法帖
月花
−MC−
蛟龍の巫女
−MC−
組曲義経〜悪忌判官
組曲義経夢魔炎上
組曲義経〜来世邂逅
−MC−

火車の轍
我が屍を越えてゆけ
−アンコール1−
陰陽師
亥の子唄
−アンコール2−
焔之鳥〜鳳翼天翔
梧桐の丘
おらびなはい
−アンコール3−
羅刹
鬼斬忍法帖
−アンコール4−
悪路王


MCでは、狩姦さんが「さっき(今日、だったかな?)前髪を切った」、
招鬼さんが「アサヒスーパードライ!」、
斗羅さんが「拳を挙げろ、その手をチョキに、そしてパーになれ!」ってな感じでした。
しかし、何と言っても今日は瞬火さんのMCが印象に残りました。


「何が嬉しいって、今回のツアーは新譜からの曲が多いということもあって古い曲が少なかったのですが、それについて『新譜多すぎだ、古い曲をやれ!』という声が1つもなかったことです!」
「バンドの活動というのは、点で捉えちゃダメだと思うんですよ。腺で捉えないと。そして、陰陽座のファンの皆さんは、腺で捉えてくれているんだと思います。『今回はレコ発ツアーだから新譜中心で、次にまた古い曲をたっぷりやるライブをやってくれるだろう』と皆さんが思ってくれたんだと思います!」
「いずれ、嫌だというほど古い曲をやります!」
「飽きたら見に来なくていいです。飽きさせるかよ、陰陽座は!」


瞬火さんの言葉に、私は感激しました。
陰陽座を、真面目に、大事に、一生懸命やってるなと、強く感じました。


強いてこの日のライブで心残りと言えば、まあ、前半あまり見えなかったことと(でもそれは次回への教訓になりました)、ラジオHOT ROCKIN'の企画がちょっと中途半端に終わったことですね。
20日の放送で「『最後の曲』と言ったら赤いものを振れ」と指示が出ていたのを聞き、喜び勇んで参加するつもりだったのですが、いまいちタイミングが掴めませんでした。
でも、一応振りましたよ。会場全体としてはどうだったか分かりませんが、私としては、やれることはやったというはあります。
ただ、あまりライブの流れを崩すわけにいかない、本編最後のところだったのが悪かったかもしれませんね。
でも、懲りずにまたやって欲しいです。


あーそれにしても。これで楽しかったツアーも終わってしまいました。
私、今回は半分くらい参加しましたけれど、本当にどこも楽しいライブでした。
既に次回のライブは決まっていますが、それはまた違った雰囲気になるだとうと楽しみにしています。
陰陽座の皆さん、サポートのアベさん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!
心から、ありがとうございました!!