名古屋E.L.L〜陰の巻〜

陰陽座、名古屋では初だという2Daysライブに行って来ました!


今日の私の整理番号は70番台。
狩姦さん前の3列目という、なかなか素晴らしい位置に行くことができました。
しかも、今回は開演しても「押し」がない!なんと快適なことでしょう!やっぱり、これだから地方ライブはやめられないです。


しかし、なんでしょう、近くで見ていた方で、ライブ中にメモを取ってばかりの方がいました。ライブレポでも書くからですか?でも、曲中にそんなことして、楽しいかな?
その場を思い切り楽しまないで、後で思い出ばかりなぞるなんて、それこそ本末転倒だと思うのですが。
しかも、たぶんその方は、録音してましたね。前にも見たことあるんですよ、その方のその行為を。
カバンの横のポケットに機械を忍ばせて。だから今日見た時もすぐ分かりました。
これって注意した方が良いんでしょうか?でも、注意すると自分も気分悪くなったりしますよね。どうしてそういう人のために、自分まで気分悪くならなきゃいけないのかな?そう思うと、そして、もし違ったらと思うとなかなか注意なんてできないものです。。。


ところで、私がE.L.Lというライブハウスに来たのはたぶん3度目ですが、やっとこのライブハウスの良さを認識しました。過去2回は良すぎる位置と悪すぎる位置で、そういうのを感じる余裕がなかったんですね。今回はちょうど良い位置だったので分かりました。
まず、ステージが高いですし客席に段差もあるから見やすい。照明が上手くて、まぶしくなくてちょうど良い。音もバランス良く聴こえたし、大きすぎなかった。しかも話に聞くと、楽屋に「おかえり」と書いていてくれたり、7daysもありだと言ってくれたりで、人柄も良い。
ここは稀に見る良いライブハウスなのではないかと思うに至りました。


さて、そんな前置きはさておき、ライブの様子を思い出してみたいと思います。



SE.降臨
1.眩暈坂


−MC−
ここで阿部さん登場。「男前!」の声がかかる(^^)


2.甲賀忍法帖
3.彷徨える
4.朧車


渋谷O-WESTに引き続き、念願の「朧車」が演奏されました!
しかも今回は前の方だったので、じっくり曲を聴きながら、ステージを見ることができ、リヴェンジを果たせたという感じです。ホント、感無量!


−MC−
ここで招鬼さんにMCが。
黒猫さんは、最初に狩姦さんの方を見たのですが、狩姦さんはちょうどステージ袖に入ってしまっていたので招鬼さんになった感じです。
ちなみに、このとき狩姦さんは上着を脱いでいたのですが、今日は上着を脱ぐのがメンバーの中で一番早かったかと思います。


招鬼「ライブとは関係ない筋肉をつけたりしております(笑)。
物販に妖怪手ぬぐいあるでしょう。前に“二度と妖怪手ぬぐいは作らない!”って怒ってたのにあるやん!って思った方もいると思うんですが(苦笑)、違うんですよ。あれは、前に書いてお蔵入りしてたやつを優しいお兄ちゃんが手ぬぐいにしてくれたんです。」
黒猫「優しいお兄ちゃん(笑)」
瞬火「いやね、ちょっと整理してたらボツになったやつが出てきたんですよ。で、デザインしてみたら結構いい感じになったので、今回出したんです(笑)」
招鬼「一番びっくりしてるのは俺や」
黒猫「しかも、なぜか今日びっくりしてたよね(笑)私もお気に入りなんですよ。ほらここにも。」
と言って、黒猫さんは、ステージドリンク置き場を指していました。


そんなわけで、カップルの絵になっているという「ろくろ首」手ぬぐい。
本当は買うつもりがなかったのですが、そう言われちゃしかたないなってことで、帰りに買いました(^^)


5.土蜘蛛忌譚


−MC−
黒猫「ドロッとした曲を聴いていただきましたので、ここで盛り上げてくれる人を・・・」
狩姦「盛り上げる?それは僕のことですね(笑)楽しんでますか!僕も楽しんでます。今日は最後まで盛りあ、も、も、盛り上がって行って下さい!」
黒猫「大事なとこでかんでる(笑)」
狩姦「(笑)」
黒猫「このツアーが始まるときは、前髪を切りそろえていましたが、ちょっと伸びて来ましたね。私も狩姦さんのハサミを借りて前髪を切ったんですが、よく切れるねって言ったら、『百均ですけどね』って言われました(笑)でも、高いものが良いとは限らないですし、安いものが素晴らしいってこともありますからね、陰陽座のように。・・・だって(照)。ね、狩姦さん?」
狩姦「え?そ、そうですね(苦笑)」
黒猫「なんだか変なヤツだな、前髪がそろってる人たちは・・・(苦笑)」


最後はなんだか照れた感じの黒猫さんが可愛かったです(^^)


6.氷の楔


−MC−
ここで黒猫さんのMCでした。
いつかは自分もいなくなるけれど、でももし自分が朽ち果てても、なんだかまた皆の前で歌っている気がするというお話でした。
なんだか黒猫さん、ちょっとウルウルきていたような。
そんな想いを込めて、次の曲でした。


7.螢
8.組曲「黒塚」〜安達ヶ原
9.組曲「黒塚」〜鬼哭啾々


アコースティックギターの「蛍」から、続いて同じくアコギの「安達ヶ原」へ。
個人的には、狩姦さんがアコギを弾く姿をじっくり見れたのが嬉しかったです。
そして、「鬼哭啾々」のギターソロもじっくり見れて良かったです。
本当は黒猫さんの鬼変化ぶりを見たいところではあるのですが、今回はソロ凝視でいきました。


−MC−
瞬火「ではここで、陰陽座のもう1つの組曲をじっくり聴いてもらいたいと思います。じっくりって、さっきからじっくりばかりじゃないかと思うかもしれませんが、“陰の巻”にかかずろうたのが運のつきと諦めなさるがええ。」
会場、かなりウケる(笑)
瞬火「ここで笑って曲に行くという想定ではなかったので、一呼吸置いて・・・(苦笑)では聴いてください。『組曲義経』!」


10.組曲義経」〜悪忌判官
11.組曲義経」〜夢魔炎上
12.組曲義経」〜来世邂逅


−MC−
ここだったか、もしかして前のMCだったかよく覚えていないのですが・・・
黒猫「今日は“陰の巻”なんですが、“陰”とはまったく縁のない方がいますね。この辺が(と言って、おでこの髪をかき上げる)」
そして、ここで斗羅さんのMCなのですが、内容を覚えておりません。
いつも斗羅さんおMCばかり忘れてごめんなさい。思い出したら書いておきます。


瞬火「おそらくこの名古屋では今年最後になる『組曲義経』、じっくり聴いていただけて嬉しいです。」
「ここまで、じっくりが多かったので、ここから無理やり盛り上がっていくぜ〜!魂あり余ってるか〜!」
「無理やり」に反応していた狩姦さんでした(^^)
ということで、ライブも最後に突入です。


13.陰陽師
14.火車の轍
15.おらびなはい


「おらびなはい」で名古屋は日本一を取り、盛り上がったまま本編終了です。


−アンコール1−
16.我が屍を越えてゆけ


2番ではよく瞬火さんが狩姦さんのところに来るのですが、今日はそれがなかったです。狩姦さんもステージ下手を見て、兄弟が仲良くやっているところを見てニコリとしていました。


−アンコール2−
瞬火「2Daysだというのに、ダラダラやってると明日やらせてくれないかもしれない。だから、2秒で終わりだ!」


17.卍


−アンコール3−
瞬火「アンコール3度目のお呼び出し、ありがとうございます!やっていいんですか?」
会場「いいよ〜!」


18.浸食輪廻


瞬火「もうみんな最高!『最高!』しか言わないからバカだと思われてるかもしれませんが・・・バカなんですけどね(笑)今日はありがとうございました!お気をつけてお帰りください!」


3度目のアンコールも終わり、スタッフの方も機材の電源を落とす・・・。
しかし、なんとも帰りがたい気持ち。
そこで前の方の方が「陰陽座」コールを始めました。
最初は、「もう無理なんじゃ・・・」という雰囲気もあった会場内ですが、スタッフの方が機材の電源をつけに来られたのを機に「陰陽座」コールが一気にヒートアップ!


−アンコール4−
そして、ついに4度目のアンコールに出てきてくれたのでした。


瞬火「4度目のアンコールお呼び出し、ありがとうございます!でもやっていいかどうか聞かないで出てきちゃったからな。やっていいんですか?」
会場「いいと思う〜」
瞬火「『いいと思う』って(笑)。日本人だなぁ(笑)。もうね、明日のこととかは考えずにいきましょう。僕は毎回死んでるんで。毎回死んで、ゾンビのように生き返ってます!」


19.羅刹


瞬火「皆さん風邪などひかないように、Tシャツ買って帰ってください!」


ということで、最後に激しい曲「羅刹」で魂燃やし尽くして、このライブは終了しました。
いや、ホントに今日も楽しかった!
陰陽座、サイコー!ホントに楽しい!そして誠意が伝わるバンドです(^^)
最高のライブを本当にありがとう!


さて、明日の“陽の巻”も、いっちょ燃えますか!