名古屋E.L.L〜陽の巻〜

陰陽座の名古屋2Daysライブ、2日目の“陽の巻”に参加してきました。


先日も書いたとおり、この日は名古屋(ホントは三重)の友人もライブ参戦。
整理番号が離れているので、ライブ自体は別々に見ることにして、ライブ前に会おうということになっていました。
ってことで、15:30に待ち合わせて、大須観音の奥の方のビルの中華料理店で軽く呑みました。
軽くって言っても、私は生ビールをジョッキで1杯&グラスビール1杯。ライブ後ならともかく、ライブ前でこんなに呑んだのは初めてでした。っていうか、ライブ前に呑んだことって、たぶんない^^;
しかし、友人との話はとても楽しかったので良しとしよう。酔いもほんの少し入って、テンション高めで盛り上がっていいかもしれない。
ただ、トイレに行きたくなることだけが心配・・・。
そして、案の定、会場の中に入って、ものの10分としないうちに、私はトイレに行きたくなってしまったのです。だけど、幸か不幸か、今日の私の番号は30番台。陣取った位置は狩姦さん前2列目で“今日はここを動きたくない!”ってくらいの位置なのです。
知り合いもいない私は場所取りも頼めず、なんやかんやと悩むうちにトイレに行くチャンスを失ってしまったのでした。
トイレに行きたくなったのは18:10頃。開演までもまだ50分あるし、ライブが終わるまでを考えると3時間以上。
何が嫌って、トイレを我慢することじゃなくて、トイレのことで気が散って陰陽座のライブを楽しめなくなることが恐かった!


しかし!


私は知りました。私は悟っちゃいました。
ライブ中はトイレのことなんて、ほとんど思い出さないということを!
正直、全く行きたいなんて思いませんでした。
だから、もう私はトイレに行きたくなることなんて恐れません!
恐いものなんてもうないです(笑)


そんな話はどうでもいいですね(苦笑)
では、ライブの様子を振り返ってみたいと思います。


1.焔之鳥〜鳳翼天翔


−MC−


2.貍囃子
3.百々目鬼
4.鼓動


「狸囃子」での掛け声は、ずばり「名古屋」でした。


−MC−
招鬼さんMCはここだったかな?次かもしれないけど・・・。
「ビールを飲みました」っていう話でした。あんまり覚えていない^^;


MCの位置はここじゃないかもしれないのですが、この日、2月に発売になるベスト盤と、ベスト盤発売を記念して行われる初のホールライブについて発表がありました。


瞬火「昨日の人には悪いんですが、今日発表しても良いってことだったんで。
2月に初のベストアルバムが出ます!
今までアルバムを6.5枚出してきて、“.5”って言うのはミニアルバムね、曲も80曲以上あって、毎回ベストを出しているくらいのつもりなので、とても1枚には収まりきらないと。なので、このベストアルバムは今回のツアーみたいに陰・陽という感じで2枚組みです。
普通、ベストアルバムっていうと、新曲が1曲入っていたりして、全部のアルバムを持っている人でもその曲が気になってつい買ってしまう、っていうことがあると思うんですが、このベスト盤にはそういうものはありません!そんなセコイ商売はしません!全部持っている方は無駄な出費を抑えて・・・。
あと、2月25日に中野サンプラザでベスト盤発売を記念して、初のホールライブをやります!そのときは椅子があると思うんですが、椅子なんてあってないもののように盛り上げるぜ!」


みたいなことをおっしゃっていました。
そして、チューニングしたいからバトンタッチということで、黒猫さんに交替。


黒猫「ブックレットとか読み物とか盛りだくさんで、全部持っている人でも満足していただける造りになってますんで。商売下手なリーダーに代わって、浪花の商人が営業します(笑)!」


5.叢原火
6.麒麟
7.鬼斬忍法帖


なんと「麒麟」をやってくれました!
私にとって、ライブで初めて聴く「麒麟」でした。最初は何の曲か分からなくて、「麒麟」だと分かった瞬間、とてつもなく嬉しかったです。この曲は狩姦さんのギターソロもすごくて、斗羅さんのドラムもすごいですよね。そして、「金・輪・際」という掛け声も楽しい。
かな〜り美味しいところ一杯の曲でした!


−MC−
「たたみかけたところで、皆さんもバテているでしょうから、ここでじっくりと・・・。バテてない?自分への言い訳?いやいや(笑)」
なんて感じの瞬火さんの話から始まり、“別々のアルバムに入っているけれど、実はつながった曲”という次の2曲へ話は行き・・・。


瞬火「渋谷でこの話をしたときに、『今まで一度も話していなかった』と言ったところ、『いや、○○という雑誌で言ってましたよ』というメールがたくさん来まして(苦笑)。陰陽座のお客さん、細かい!いや、良い意味でね。それだけ陰陽座のことを気にかけてくれてるってことだからね。これからは『一度だけ話したことがありますが』って、正確に言うようにします(笑)」


やっぱり(笑)
フールズメイトだったっけ?そう思ったファンの方は多かったんですね。
ていうか、皆、マメ。メールするなんて(笑)


8.不知火
9.牛鬼祀り


瞬火「どういうストーリーか、細かいことは言いませんが、聴いた感じで妄想して・・・いや、想像して(笑)ください」


−MC−
これまたここじゃないかもしれないんですけど、狩姦さんMC。
狩姦「こんばんは〜!こんばんは〜!こんばんは〜!
珍しく煽り調子の狩姦さん(^^)
黒猫さんも「どうしたんですか(笑)」と。
狩姦「昨日、みその料理を食べたじゃないですか?もうね、ビールが進む進む!今日もライブだから、あんまり飲まんとこうと思ってたんですけど、いつも通り飲んでふらふらになりました。」
黒猫「私はビールじゃなくて、ご飯が進んじゃいました(笑)なので、今日はカロリー消費します!」


10.煌
11.睡


−MC−
ここでのMCは斗羅さんでした。
斗羅「オイッス!オイッス!オイッス!子供の頃の憧れを思い出すね(笑)」
八時だよ全員集合(笑)?
斗羅「ドラゴンズって、龍ですね。ここ(バスドラ)にも書いてますけどね。今日気づきました。」


瞬火「ちょうど龍の話も出たところで、次は同じアルバムに入っているけど、離れ離れになっている、龍にちなんだ曲です。」


12.龍の雲を得る如し
13.蛟龍の巫女


−MC−
いよいよ本編も最後に向かいます。


14.靂
15.鬼ころし
16.舞いあがる


「舞いあがる」でハジケたまま、本編は終了しました。


−アンコール1−


17.わいら
18.河童をどり


「河童をどり」、いいですね〜。これ、オイシイ!
扇子もって踊れて、メンバーの声がきけて、ギターバトルもあって。
これ、扇子系の曲のなかでは、相当盛りだくさんかも!って思いました。


で、その“メンバーと一緒に踊ろうぜ”ですが。
瞬火「これの振り付けを考えたのは僕なんですが、DVDで見てたら、僕が一番下手なんですよ。腕が細くて海老みたいで・・・。僕の脳内イメージではもうちょっとイケテルんですけどね。じゃあ、今日は陰陽座の若い衆と一緒に踊って見せてくれ!あ、一応振付師の僕がやっとくね。」
で、最初は瞬火さんと共に。


次が招鬼さん。
「かっぱ、かっぱ、河童のお皿が、河童のお皿が・・・」
手はDJ風に(笑)
瞬火さん、そして誰より黒猫さんが、マジで大うけしてました(笑)


次は狩姦さん。
「面白いことは言わないよ(苦笑)」と言って、
「かっぱ、かっぱ、河童のお皿で皿回し」
と、お皿を回す仕草でした。


次は斗羅さん。
よく覚えていないんですが、タイガースもドラゴンズも頑張ろう、みたいな内容でした。


最後が黒猫さん。
「恥ずかしい踊りをさせてやる」と(笑)
「にゃーご、にゃーご、名古屋はいいところ」みたいな感じで、頭の横で招き猫のポーズをやりました。
恥ずかしい?と思っていたら、
「特に男性が恥ずかしい」とおっしゃっていました。


踊ったあとは、招鬼狩姦のギターバトル!
いつもは2〜3回で終わりのフレーズに入るところですが、今日は結構長くやってくれて嬉しかったです。


−アンコール2−


19.がいながてや


瞬火さんに「煽るのがアホらしい」と言わしめるほど、大盛り上がりでした。


−アンコール3−
瞬火「このあとのツアーを乗り切るために、皆の魂を貸してくれ!」


20.悪路王



−アンコール4−
4度目のアンコールに・・・
瞬火「実はちょっとやりたかった!」


21.式を駆る者


私の念願の一つに「『式を駆る者』を前の方で見る」というのがありまして。
それは、狩姦さんのギタープレイを見たいっていうことなんですけど、一応、これで叶いましたですね(^^)!
ただ、4回目アンコールってことで、若干位置がずれていて、完璧な視界じゃなかったんですよ。
だから次は『最前列で見る!』っていう目標にしましょうかね。
なんて、どんどん強欲になっていますが^^;


最後に、今日、一番印象的だった瞬火さんのMCを書いておきます。
アンコールのMCだったと思います。


瞬火「『明日、仕事だよ〜』とか『仕事だから仕方ない・・・』て感じで、仕事っていうのは辛いものじゃないですか。それぞれ、その中でやりがいとかを見つけてやっているんでしょうけど。でも、僕らはこれが仕事なんですよ。『明日仕事なんだよ〜』っていう、仕事がこれなんです!皆さんが応援してくれるからこそ、成り立っている仕事です。こんなこと、本当に有り難いですよ。もうホントに、あり得ないですよ。だからそういう“あり得ない”っていう意味を込めて、もう一度言います。『ありがとう!』」


確かに辛い・嫌な・できれば行きたくない(苦笑)仕事なんですが、陰陽座のおかげでどれだけ頑張れていることか!
こちらこそ、こんなあり得ないくらいの出会いをさせてもらって感謝しています。
ありがとう!
“胸がいっぱい”と言いたい陰陽座ライブ@名古屋でした。


4回くらいに分けて書いたこの日の日記(レポートもどき)ですが、一応これにて完了!