新木場STUDIO COAST

陰陽座の2005年冬ツアー「龍頭龍尾〜陰の巻・陽の巻」、千秋楽の新木場STUDIO COAST「陰陽の巻」に参加して来ました!


色々書きたいことはあるけれど、まずはこれだけ言っておきましょう。


こんなに盛りだくさん、大満足なライブが過去にあっただろうか!?


曲数だけ見ても、25曲ですよ!
一部の解散ライブとか、そういうものを除き、私はこのボリュームのライブは初めてです!
それだけでもすごいことじゃないですか!
このツアーをこんなに最高の形で終えることができ、私はとても幸せに思っています。
家に帰ったとき、旦那様に「他のライブに行ったときより、陰陽座に行ったときが一番楽しそうだ」と言われました。
うん、そうかもしれません。
本当に陰陽座の皆さん、ありがとう!そして、お疲れ様でした!


さて、ではゆっくりと、順番に思い出してみますか。
ここから先は、全部1日では書けないので、ゆっくり埋めていきますよ。


SE.焔之鳥
1.鳳翼天翔


−MC−
ここでだったでしょうか、早々に「燃えてるか!」が出たのは。
ラジオ番組の企画で、“瞬火さんが「燃えてるか」と言ったら、お客さんは「HOT ROCKIN'」と言う”というのがありまして。
だから私は「HOT ROCKIN'」って言ってみたんですけど、周りからは全然聞こえてきませんでしたね…。多くの方はこの企画をご存知ではなかったのですね。残念。


2.百の鬼が夜を行く
3.朧車
4.煌


「百の鬼が夜を行く」では、曲が始まるとすぐに斗羅さん以外のフロントメンバー全員が上手に消えてしまう(笑)。広いステージを駆け回る様子が楽しそうで良かったです。
「朧車」はこのツアーが始まるまではライブで聴いたことがなかったのですが、千秋楽でも聴けて大満足です。ライブで聴いてもかっこいい曲です!


このMCの箇所で、狩姦さんはステージ袖へ。早々に上着を脱いだのでした(^^)


−MC−
別々に収録されているけれど実は繋がった曲、ということで、ここでは「陰の巻」仕様に。


5.不知火
6.牛鬼祀り


−MC−
ツアー及び今年1年を振り返って、招鬼さんMC。
気の早い“年越しうどん”の話題でした。
「年越しうどん食べて、M1見て。」と言っていた気がします。
M1ってお笑いですか(知らなくてすみません)。それともK1って言いました?


そして、阿部さん登場です。
黒猫「今年1年すごくお世話になって、メンバー皆なついちゃいました。」
確かに今年のツアーは2本とも阿部さんなしでは考えられませんでした。ありがとう!


7.甲賀忍法帖
8.窮奇
9.わいら


久々に聴く、予想外の「窮奇」がとても嬉しかったです。
狩姦さんがレコーディングで苦労したという無機質っぽいフレーズのソロ、やはりライブでは完璧で素晴らしかったです。


−MC−
ここでは狩姦さんのMC。
黒猫さんに「ね、前髪(笑)!」と話を振られて。
狩姦「なんか最初から飛ばしすぎて息切れ気味ですよ。」
黒猫「だめじゃないですか。お客さんに負けてますよ。」
狩姦「いや、これから勝ちます!・・・なんか、イントネーションおかしかったですね。勝ちます?」
このあたりで黒猫さんが、一瞬他へ気を取られ・・・
狩姦「あ、もういいですか(笑)?」
私はもっと狩姦さんの話を聞きたかったですけど、でも最後にいつものように大きな声で「皆さんも楽しんで行ってください!」と言って終わってくれて嬉しかったです。


10.氷の楔


キーボードがあるからこそ聴ける「氷の楔」。
じっくり聴きました。最後、曲の終わりで、キーンとハウリングがありましたね。


−MC−
今年最後のライブだということで、黒猫さんが想いを語ってくれました。
黒猫「私たちはこれが仕事で、皆さんのお陰でステージに立たせてもらって、本当にありがたいと思ってます。
皆さんは、お友達とか家族で来られている方も多いとは思いますが、でもここに集まっているほとんどの人は知らない人同士じゃないですか?知らない人同士が、陰陽座を楽しむという目的でここにこんなに集まっているなんて、すごいことだと思います。
いずれ時が経って、自分もいなくなってしまいますが、なにか、またいつか気が付いたらこうやって皆の前で歌っているような、そんな気がするんですよね。そんな想いを込めました。聴いてください。『蛍』」


11.螢
12.組曲「黒塚」〜安達ヶ原
13.組曲「黒塚」〜鬼哭啾々


ここも陰の巻セットでしたね。
組曲黒塚」は大好きな曲で、特に「鬼哭啾々」のギターソロには聞き入ってしまいます。
余談ですが、ロッキンfの付録DVDで「鬼哭啾々」のギターソロを演奏しているものがありますね。あれは私の宝物です。


−MC−
ここでは斗羅さんのMCでした。
おなじみの「誰がハゲやねん!」も聞き納め(笑)。聞けて良かった(笑)
斗羅「皆が話した後ともなると、話が被ってくるんやけど、って被ってるちゃうねん!・・・と、こういう(ツッコミの)腕を上げました(笑)」
とのことでした。


14.龍の雲を得る如し
15.蛟龍の巫女


−MC−
ここのMCでも「燃えてるか!」はありましたね。やっぱり「HOT ROCKIN'」は聞こえませんでした。


16.靂
17.羅刹
18.我が屍を越えてゆけ


「我が屍を越えてゆけ」の2番では、瞬火さんが狩姦さんのところに寄ってくるのが恒例になってますね。そして、ヒソヒソ話をして、狩姦さんが笑うという・・・。
何を話しているのか、非常に気になります(笑)


また、今回は最後の「ラーラーラー」のコーラスのところで、演奏なしで客席のみの合唱っていう演出がありましたね!あれはなかなか良かったです。
強いて言えば、最後にもう1回演奏入りで盛り上げてから曲を終えた方が良かったんじゃないかと思いました。


−アンコール1−
割りにすぐにアンコールに登場。


瞬火「アンコールのお呼び出し、ありがとうございます!アンコールで何をやろうかと考えて、やっぱり今年ずっとやってきて楽しかったあの曲をどうしてもやりたいと。普通、アンコールって言ったら1・2曲やって終わると思うんですが、今からやる曲、すごく尺があります。やってもいいですかー!」
ということで、始まったのは「組曲義経」でした!


本編でやらなかったから、今回は長さ的にやらないのかと思っていただけに、嬉しかった!
このサイズの曲をアンコールでやることには賛否両論あるのでしょうが、私は良かったと思います。
粋、ですね。
小憎い演出、ですね。


19.組曲義経」〜悪忌判官
20.組曲義経」〜夢魔炎上
21.組曲義経」〜来世邂逅
22.陰陽師


陰陽師」は、「来世邂逅」のまましっとり終わらないで、もう一発盛り上がって終わろう!ということで演奏されました。


−アンコール2−
瞬火「鬼でも殺しとこう。いや、殺してばかりでも良くないのですが。」
とか、実はよく分からないようなことを言っていた気が^^;


23.鬼ころし
24.がいながてや


扇子で盛り上がる「がいながてや」、とても楽しかったです。


−アンコール3−
さすがに千秋楽なのでトリプルアンコール。
瞬火「『ゲゲゲの鬼太郎』によると、魂は美味しいそうです(笑)。最後に最高の魂を食わせてくれるかー!」
ということで、曲はもちろん、「悪路王」!


25.悪路王


最後に瞬火さんは何度も「最高だ!」と連発していました。
瞬火「もう『最高だ』しか言わないと思われていると思うけど、それにもう(お客さんは)自分たちも最高だって分かってると思うけど、それでも言わなきゃいけない。陰陽座のお客さんは最高だ!陰陽座が一瞬でも最高な瞬間があるとしたら、それは最高のお客さんのお陰です!」


瞬火「もしかすると明日陰陽座はなくなってしまうかもしれない。(客席の悲鳴に)・・・いや、なくならないよ、落ち着いて聞いて(笑)。なくならないけど、でも明日僕が死んでしまうかもしれないし、100年生きるかもしれない。要は何があるか分からないんですよ。だから、今を一緒に楽しみましょう。」
客席の悲鳴を聞いて、狩姦さんも「ないない^^;」みたいにお客さんをなだめる表情になっていました。私はそれが見れて嬉しかったな(^^)


そんなこんなで、「最高!」という気分に浸りつつ、ライブは大盛り上がりのうちに終了しました。


最初にも書きましたが、今回は本当にお腹いっぱい、大満足のライブでした!
これでしばらく陰陽座のライブがなくても生きていけそうです(^^)
次回は、2月25日の中野サンプラザですね。
その時まで、メンバーの皆さんもお元気で!


あ、余談ですが(笑)
終演後、会場でCDを買ってサイン入りの写真をゲットしました。
我が屍ツアーの時(かな?)もあったので、もしやと物販を覗いたらあって。
今回のツアーの記念に欲しくて、当然既に持っている『百鬼繚乱』を購入し、写真をいただきました。『百鬼繚乱』にしたのはあまり意味がありません。そこにあったから(笑)。
なんだかんだ言って、サインは嬉しいです。
このサインを書く瞬間はこの写真に目を向けていたわけで、そういうものが手元にあるというのは、何かとても幸せなのです。


以上で、今回のレポート(?)を終わります。楽しかった!