珠玉の宴@中野サンプラザ

陰陽座初のホールライブに参加してまいりました!
レポートはちょっとずつ編集していきます。
上記タイトルから「(未完)」が取れるまで(笑)*1


しかし、当日は撮影も入っていましたし、瞬火さんが「このMCはカットする」みたいなことを話されていましたから、きっとDVDなどが発売されると思います。
だから、印象に残ったところだけ書き残せればいいかな、と思っております。


ではまず、私の全体的な感想から書きます。
ズバリ、とっても良かった!
正直言うと、実際に見るまでは、ホールで大丈夫なのかと心配でした。
やっぱり「ショー」的な部分も必要だと思うので、いつものROCKな魂だけでイケルのかと。
だけど、そんな心配は杞憂でした。想像以上の素晴らしいホールライブでした。
ステージ後方に映し出された映像や効果がとてもハマッていて、曲の世界に入りやすかったです。特に「組曲黒塚」や「桜花ノ理」、それに「奇子」の語り部分などは、とても感動しました。
また、ステージセットにメンバーが登るタイミングなども良くて、そのかっこよさは鳥肌モノでした。本当にすごく素敵なステージでした。
メンバーとの距離があるので毎回これでは寂しいですが、1年に1回くらいはこんなステージが見たいなと思いました。お金かかりそうですけど。


では、セットリスト順に追ってみたいと思います。

                                                                                    • -

1.靂


最初から粋なことするじゃない!と思いました。
ベストアルバム発売記念ライブなのに、1曲目から、ベストには収録されていない曲ですからね。
登場した時、招鬼さんと狩姦さんは左右の一番高いところに登り、瞬火さんと黒猫さんは中段に登っていたかと思います。なかなか興奮を呼び起こすシチュエーションでした。


−MC−
ここで、早速サポートキーボーディストの阿部さん登場。


2.甲賀忍法帖
3.睡
4.醒


−MC−
確かここでは招鬼さんのMC。話題はなんだっただろうか・・・^^;
「ほとんどの皆さんは今年初めての陰陽座ライブだと思います」とか言っていたような気がします。


5.奇子
6.百の鬼が夜を行く


奇子」の語りの部分では、黒猫さんはステージ後ろのスクリーンの前に登り、様々な声色を駆使し、演じていました。鳥肌モノでした。
また、大きな走り甲斐のある会場だけに、当然やるであろうと思っていた「百の鬼が夜を行く」。
イントロが始まるやいなや、弦楽器隊は上手に走り去って行きました。曲途中では、招鬼さんが階段を素早く登って、くるりと一周して戻って来たのが印象的でした。


−MC−
今度は狩姦さんMC。
「ずっとキムチを食べてて、もう食べたくないくらい(笑)。キムチパワーで頑張りますんで、皆さんも負けないようについて来てくださいよー!」
という感じでした。


瞬火さん「陰陽座の曲にはシリーズものがいくつかあるんでが、あると言っても、タイトルに同じ一文字の漢字が入っているだけなんですけれど、今日は“花”という漢字の入った曲を続けて聴いてもらいたいと思います。まずは『桜花ノ理』」


シリーズものと言われてすぐ思いつくのが「忍法帖」。
しかし漢字一文字と言われたら・・・?
私は、昨年10月の西九条ブランニューでの「鬼」シリーズ(「鬼」「鬼ころし」「鬼斬忍法帖」)をすぐに思い出したのですが、なんと今回は「花」シリーズでした!


7.桜花ノ理
8.妖花忍法帖
9.月に叢雲花に風


「桜花ノ理」では、後ろに桜の花びらが舞い散る様子が映し出され、曲の世界を表現していました。蜘蛛の糸も映し出され、まさに「桜花ノ理」!
「月に叢雲花に風」のエンディングでは、招鬼さん・狩姦さんが登場時と同じように左右に分かれて、ステージセットの一番高いところで演奏。狩姦さんのメロディアスなソロの部分なので、とても素敵でした。


−MC−
斗羅さんのMCはここだったでしょうか?次かな?
黒猫さんに「一番高いところが好きなのに動けなくて可愛そうな斗羅さん」と紹介されていました。
斗羅さん「皆さん、明けましておめでとうございます!」
今年初めての正式な陰陽座ライブですからね(笑)
「リハーサルの時にこっそり上に上がって堪能しました!」とのこと。


10.組曲「黒塚」〜安達ヶ原
11.組曲「黒塚」〜鬼哭啾々


私にとって、この日一番印象に残ったのが「組曲黒塚」でした。
いつも黒猫さんのパフォーマンスには目が釘付けで圧倒させられるんですが、今日は特に後ろに映し出された荒野の映像とあいまって、本当に黒猫さんが鬼に見えてしまいました。
「鬼哭啾々」で荒れ狂う鬼(黒猫さん)と、静かに見守る僧侶(瞬火さん)。
ギターソロの部分で僧侶にすがり付き、のた打ち回る鬼。
その様子を見ていると、何か哀れで切なく、私が彼女(鬼)を救ってあげたい気持ちになりました。今思い出しても涙ぐんでしまいそうです。
この日のライブが映像化されることがあるなら、ここを一番見てみたいです。


−MC−


12.蛟龍の巫女


この曲では、定番のサビの合唱!
しばらく聞いたり歌ったりしていなかったのですが、覚えているものですね〜。


−MC−
瞬火さん「今日のライブは“珠玉の宴”と言うんですが、それはベストアルバム『陰陽珠玉』が発売されたからそういうタイトルでもありますが、もちろん“珠玉のライブ”にしたいという意味もあります。珠玉のライブにするには、やはりどうしてもこれを外せない。」
ということで、「組曲義経」!


13.組曲義経」〜悪忌判官
14.組曲義経」〜夢魔炎上
15.組曲義経」〜来世邂逅


−MC−
最後に向かって燃えて行くぜ!ということで、燃えると来れば「火車の轍」!


16.火車の轍
17.式を駆る者
18.我が屍を越えてゆけ


火車の轍」「式を駆る者」といった疾走曲につづき、ライブの楽しさを歌った「我が屍を越えてゆけ」を演奏。
「我が屍を越えてゆけ」のラストを演奏なしの状態で大合唱し、本編は終了しました。


−アンコール1−
「焔之鳥」のSEでアンコール1回目がスタート。


19.鳳翼天翔
20.梧桐の丘
21.卍


本編のMCのどこかで、黒猫さんに「高いところが嫌いな瞬火さんですが、今日はちゃんと上に登るのでしょうか。皆さん、見ておいてください」と言われていた瞬火さん。
「鳳翼天翔」で見事、上に登っていました!
長身なだけに何ともカッコよくて、兄上は美味しいとこ取りだなぁと、密かに思いました。


アルバム通り、鳳凰シリーズを聴かせてくれた後は、しっとり終わらず、ハードな「卍」で頭振りまくり!


−アンコール2−


22.悪路王


やはり、最近の陰陽座ライブで外せないナンバーとなった「悪路王」。
本編では全体的にヘドバン曲が少なかったので、ここぞとばかりに頭を振る!


−アンコール3−
客電もついたのですが、鳴り止まぬ「陰陽座」コール。
すると、やはり出てきてくれました!


23.がいながてや


中盤で長い(笑)瞬火さんMCを挟み、がいながてやが演奏されました。
このとき「DVDになったら、このMCはカットするから」と言って、会場から「え〜!」の声が上がり、「じゃあ、『がいながてや1』『瞬火MC』『がいながてや2』ってチャプターを分けるから」という発言がなされてました(笑)


また、メンバーそれぞれによる魂の綱引きも実現!
黒猫さんの番になった時、「やりたいことがある!」と言って、上手の高いセットの上に登り、
魂の綱引きをしたのでした!


ホールなので、適度な段差がついており、扇子の様子がとてもキレイとのことで、メンバーもその様子を堪能していた模様です。



全ての曲が終わり、客席にピックなどを投げるメンバー。斗羅さんのスティックを他のメンバーも投げていましたね。
それから、瞬火さん・招鬼さん兄弟のもみ合い(笑)
最初は抱き合っているのかと思いましたが、やがて相撲かプロレスのようになり、結局招鬼さんが瞬火さんを倒しました(笑)

                                                                                    • -

今回のライブは、曲は定番のものが多かったですが、いつもと違う見せ方で、とても私は新鮮に感じました。
次に全都道府県ツアーが行われることもステージ上で発表されましたが、その時はまたライブハウスでいつもの陰陽座を見るのも楽しみです。
今年もまた、ライブが楽しみな1年になりそうです!

*1:3月4日に一応完成させました。しかし1週間経って、かなりMCなどは忘れてしまいました・・・。