ZEPP TOKYO

う!
気づいたらこんなに更新してなかったんですね。
陰陽座はツアー真っ盛りだったというのに。
で、そのツアー「天下布武」も9月8日のZEPP TOKYOをもって終了しました。
私も無事に参加することができましたので、またここで当日の感想を書き留めておきたいと思います。


この日は整理番号もあまり良くなかったので(1100番台)、見たのは真ん中くらいでしょうか、バーを1本か2本挟んだ後ろでした。狩姦さん側です。
私は背があまり高くないので、ステージがよく見えたかというと必ずしもそうではないですが、見えないストレスが溜まるほどではなく、後ろや横から押されることもなく、とても快適でした。
ライブ中の快適さって結構重要なのかな?
さいたまライブでは2列目でステージもよく見えたのに、なんだかこの日の方が楽しかったです。


さて、では早速、セットリストに沿って感想を書いてみたいと思います。



SE.序曲
1.魔王


やっぱり「魔王」は盛り上がりますね。さいたま同様、招鬼さんのデスヴォイスパートを皆で叫ぶので、肝心の招鬼さんの声が聞こえませんでしたが、もうこれは今後も定番になるんでしょうね。そういうもんだと思うことにします。


−MC−
最初は瞬火さんMC。内容は忘れましたが、すぐに次の曲に行ったのかな?


2.黒衣の天女
3.彷徨える
4.不倶戴天


この3曲の並びはさいたま公演と同じでした。
私はステージがそれほど見えるわけではないので、黒猫さんの声に聞き惚れました。太くて伸びやかで素晴らしいです。
「不倶戴天」には、途中で「罪!罪!」って叫ぶところがありますが、あれは楽しいけれど、ちょっとタイミング難しくないですか?ちょっと周りに合わせ気味になる私でした^^;


−MC−
ここで招鬼さんMCかな?うーん、次かな?
ホント、今回のMCはどこで何を言ったか覚えられませんでした。
招鬼さんのMCは、
「各地で魂をくらって来たので、今日はおすそ分けします!そのかわり、みんなの魂をちょっとずつ下さい!」
みたいな内容でした。


5.覇道忍法帖
6.甲賀忍法帖
7.ひょうすべ


「覇道忍法帖」のサビでは、招鬼さんがコーラスしていたように思います。
甲賀忍法帖」を久しぶりに聴きましたが、やっぱりすごく良い曲ですね。私の前にいたメタル兄ちゃん風のロン毛の方が、サビで黒猫さんと同じような振り付けをしていたのが意外で印象的でした。
「ひょうすべ」は飛び跳ねるリズムで、とてもライブで楽しい曲ですね。


−MC−
斗羅さんはここかな?次かな?
メンバーの順としては、招鬼さんの次の回でした。
「今日は頑張りますので、楽しんで行ってください」的な、いつもの内容でした。


8.大頚
9.泥田坊


さいたまでも感じたんですが、「大頚」はやや黒猫さんの音程が不安定・・・。若干シャープ気味?そんな印象を受けました。
「大頚」では照明に感心。
「黄色い花・・・白い花・・・」っていう瞬火さんのパートがありますよね。
そこで「黄色」って言ってる時は照明も黄色、白の時は白、という風に変化していました!
泥田坊」はライブで聞いて更に好きになりました。
シングルのカップリングなので、ついつい聴く機会が減ってしまうんですが、今回ライブで聴いて改めて好きだと思いました。
特にイントロと、招鬼さんのギターソロの最初のところが好きですね〜。


−MC−
ここのMCは何だったかな?
黒猫さんによるグッズの販促だったかな(笑)?
グッズの話の時だったかは不明ですが、黒猫さんの話にこんなのがありました。
「魔王のことを“魔王ちゃん、魔王ちゃん”と呼んでいましたら、なんかスケートが上手そうだぞ、ってことだったんで“魔王さん”と呼んでます。」
『魔王戴天』のジャケットが素晴らしかったので、Tシャツにドドーンと載せたとか、そういうことを仰っていました。
さいたま公演といい今回といい、グッズの紹介をするというのは、何かスタッフから依頼でもあったのかな(笑)?


10.百の鬼が夜を行く
11.窮奇


「窮奇」はCD以上にテンポが速くて・・・正直、私には速すぎてそのリズムに乗ることができません^^;
周りの人たち、このテンポでヘドバンしていてすごいなぁと思いました。


−MC−
黒猫さんによる曲紹介のMCでした。


12.接吻


とてもしっとりした曲でした。
でも、やや黒猫さんのマイクのエコーがかかりすぎだったような・・・。


−MC−
狩姦さんのMCはこの辺りかな?斗羅さんの回からいくつかMCを経た後でした。
しかも、瞬火さんの長いMCの後でやっと振ってもらって(笑)
「しっとりしたかー?」
「うっとりしたかー?」
「しっとりして、うっとりしたら、略して『うっとり』・・・。むやみに略すもんじゃないですね」
みたいな感じでした。
狩姦さんはテンション高く、「燃えて燃えて燃えて燃えて燃えて・・・・・」と言い放ち、
後で黒猫さんに「さて、何回『燃えて』と言ったでしょう?正解しても何にも出ません(笑)」と言われていました。


13.舞頚
14.鬼ころし
15.わいら


「舞頚」も「魔王」みたいに聴き所、叫び所満載で、とても楽しかったです。
鬼ころし」は個人的に久しぶりに聴いた印象。
「わいら」は私はすごく好きな曲で、ライブだとすごく興奮しますね!


−MC−
本編最後のMCなんですが、全員で何やら一言ずつ言って曲に入りました。
招鬼さん→狩姦さん→斗羅さん→黒猫さん?→瞬火さん、だったかな?
あれよあれよという間に進んだので、何を言ったかさっぱり聞き取れませんでした。


16.組曲義経」〜悪忌判官
17.羅刹
18.生きることとみつけたり


「悪忌判官」が来たとき、ついついサイト「陰陽座の鼓動」のことを考えました。
ライブで聴いた曲集計で今のところ1位なもので、“あ、これでまた1位独走だな”と、ちょっと冷静に^^;


−アンコール1−


19.骸
20.亥の子唄


「亥の子唄」を聴けるとは思っていなかったので嬉しかったです。


−アンコール2−
ここのタイミングだったでしょうか、HOT ROCKIN'との連動企画、メンバーのダジャレ対決が行われました!
お題は『魔王』。
対決するは兄弟(笑)
招鬼さんは「魔王の魂、まーおいしい」みたいな感じ。言い方が上手かったです。
瞬火さんは「(一部略)魔王ちゃん、まー大きくなって」みたいな感じ。こちらは、もしかして言い方が悪かったかも。
ダメな方を会場の拍手で決めたのですが、圧倒的に瞬火さんの負けでした。
瞬火さんは、「こんなに大きな拍手をもらって、こんなに悔しいなんて」と(笑)
その後、東京初の“瞬火コール”がかかり、瞬火さんを励ましたのでした。
内心、“瞬火コール”が出来たことが私は嬉しかったです。
そんな負けた瞬火さんには、罰ゲームがあるそうですが、それはHOT ROCKIN'を聴いてのお楽しみ・・・ということだそうです。


21.舞いあがる
22.おらびなはい


「舞いあがる」をやった時点で、もう2回目のアンコールは終わりかなと思って扇子をしまったら、次もお祭り曲でちょっとビックリ!
そうそう、私は今回、自分的に一張羅(?)の扇子を持っていったんですね。金沢で買った舞用の黒とシルバーの扇子を。
そんなんだから、滅多に同じ扇子に出会うことはないんですけど、なんと今回、いました!
黒猫さんと瞬火さんの間くらいのセンターで、私より7〜8列くらい前の方。
私から見ると左斜め前に。
しかもその方、ほとんどの方が扇子を下ろしている場面でも上げていたりするので、よく見えた(笑)!
自分のとよーく見比べてみて、同じと気づいてビックリでした。
もしDVDに客席が写ることになったら、扇子を頼りに自分を探してみたりすると思うんですけど、今回はちょっと分かりづらいぞ?と、変な心配をしてしまいました^^;


−アンコール3−


23.がいながてや


「おらびなはい」をやったので、「がいながてや」までは来ないかと思いましたが、来ました!
私はライブ会場で一緒に盛り上がるには「がいながてや」が一番好きですね。


−アンコール4−


24.卍


今ツアーで、何度か4回のアンコールがあったので、来るだろうと期待してました!
で、普通だったら「悪路王」が来そうですよね?
深読みかもしれませんが、そこに「卍」で来たところに、陰陽座が「悪路王」頼りになるまいとする、小さな抵抗?を感じました。
マンネリの打破というか。
最近は「悪路王」を聴かないと帰れないっていう風潮になりつつありましたけど、私は正直、それではつまらないと思っていました。だから、「悪路王」をいつもやるわけではないんだよ、っていう決意の感じが良かったと思います。



最後に、どこでだったか分からないですが(って、上に書いたのもほどんどそうなんですが^^;)、他にあったMCを。


瞬火さんから、冬ツアーの告知がありました!
「本決まり?になったみたいなんで発表しますが、冬にもう1ツアーやることが決定しました!7都市8公演です。詳細は帰ってホームページを見てください。千秋楽はここZEPP TOKYOだと思います。たぶん。始まる前にスタッフから“こういうことになりましたんで”って紙を渡されたんですけど、“ああ〜(どうでもよさげに)”って。だって今日のライブがまず大事ですから。」


特に途中に書きませんでしたが、DVD撮影に関して、瞬火さんが自分のMCを「ここカットして」と言う場面が多数。
その度に会場から「ええーーーー!」の反論。
すると瞬火さんは、最初は「ばーか!」と(笑)
その後も「るせえ!」とか、暴言を吐いたのでした(笑)
もちろん冗談で、ですけど。
このやり取りは面白かったから、DVDに入れて欲しいなぁと思う反面、結構ダラ長くなるのでいらないか、とも思ったり^^;


そうそう、DVD『我屍越行』に収められている“陰陽座は二流だ”のMCが再現されました(笑)
二流だという話だけを聞いたファンから、「二流だそうですが、めげずに頑張ってください」という手紙が来たりするので、誤解を解くためだそうです(笑)


その他にも、「ぺーぺーにもなってない陰陽座が、ぺーぺー程度になるまで、応援してください」と話したり、「最後の言葉が“いい感じ”って・・・」と自分に苦笑したり、「満タンの魂で“満たましい”」と言ったり、書ききれないほど、名(迷)MC連発でした。
どこまでDVDに収録されるでしょう(苦笑)?
ノーカットだと、正直ダラダラ長すぎるので(ごめんなさい)、上手い具合に編集して収録して欲しいものですね。


何はともあれ、グダグダのMCも、瞬火さんがライブを楽しんでいることを感じさせるものでしたし、演奏・セットリストなど含めて、とても満足できるライブでした。とても楽しかったです!
陰陽座って、やっぱりいいですね!
冬ツアー・・・行けないかもしれないけど、またいつか行きたいです!